幸せのために必要なものは
あなたにとっての幸せとはなんですか?
自分で書いててすごい宗教ちっくな一文だなと思いました。笑
今回は中身を全くみないでタイトルだけで衝動買いしてしまった本です。
最近はやった「君の膵臓を食べたい」といい、「夜は短し歩けよ乙女」といいタイトルが秀逸な本って読んでみたくなりますよね。
やっぱり人の目につくタイトルとか表紙って大事です。そんな僕が手に取った本はこちらです。
お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか? (光文社新書)
- 作者: エノ・シュミット,山森亮,堅田香緒里,山口純
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/11/14
- メディア: 新書
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「お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?」(エノ・シュミット,山森亮,堅田香緒里,山口純)
この本を見たとき、自分の意識の中で足りない部分を突かれた気持ちになりました。
みなさんは何をしますか?
例えば家族と過ごす、趣味に没頭する、旅行や勉強、たくさんの本を読む...などでしょうか?
でもこれらって、別に仕事をしながらでも意外とできることですよね。
もちろんもっと多くの時間をつぎ込みたい。と思うこともあるかもしれないですが、基本的には今の環境でも行えていることです。
でも一方で、今の仕事をしながらでは出来ない本当のやりたいこと、とは何でしょうか。
例えば今オフィスワークをしている人たちは、本当にその仕事がしたいと思ってその会社に就職しましたか?子どもの頃の夢を叶えましたか?夢を考えるうえで、仕事がある一定の条件(収入、能力、福利厚生など)と合わないからと諦めていませんでしたか?
ちなみに僕は本当は料理人になりたかったのです。
今からでも遅くない!という声も聞こえますが、今から専門学校に通い、本職として始めるのはあまりにも無謀です。
諦めない事と現実をみない事は違うと僕は思います。
また中学生の自分が諦めた理由としては、自分が不器用でうまく包丁を使えなったこと、収入があまり高くない(イメージ)だったことなどです。どちらも今となっては関係ないことだと気づきましたが時すでに遅しでした。
こんな感じで、みなさんもなんらかの理由で本当に興味があった事をあきらめた経験ってありませんか?
この本では「ベーシックインカム」と呼ばれる制度について詳しく説明しており、様々な国での実施状況を述べています。
ベーシックインカムとは、今ある社会保障制度の代わりとして、全国民に一定の金額を毎月無条件で配布する制度のことです。
この制度では、貰えるお金は人が最低限の生活を営める程度の金額で、また貰うことに条件などなく、誰しもが一定金額貰うことができるという制度になっています。
なので誰しもが自分の好きなことをして生活するための制度としてこの本では紹介されています。
具体的にどんなメリットやデメリットがあるのかは書いて確かめてもらいたいのですが、本当に自分が必要としていることは何か。を考えるよいきっかけになる本でした。